7/7 今週は4泊5日で鉄道を利用して地方の農村を回ってきました。 南昌駅から160kmくらい東にある鷹譚市の貴渓郡という街とその周辺を見てきまし た。 その１．鉄道のたび：中国の人々の生活を垣間見るなら鉄道の旅がオススメと旅 行情報誌には書いていましたが、都市の町並みや農村の田園風景など車窓からの 眺めは旅行気分を高めます。行きは旅客快速列車（快客）座席指定で2時間の快適 なたびでした。クーラーも効いていてＢＧＭには日本の音楽が流れていました。 シルクロードのテーマミュージックなんかもありました。女性の客室乗務員はこ まめに車内のごみを集めて回っていました。帰りは旅客列車（普客）といういわ ゆるローカル列車でエアコンなし。窓開放。さまざまな人の乗り合わせで何とか 座れましたが大変なたびでした。乗客は食べ物かすを床に平気で散らかすし、車 内で怒鳴りあいの喧嘩が始まるし、ペットボトル、カップラーメンのかすは窓か ら捨てるし、こちらは火のついたタバコの灰で服に穴を開けられるし散々でした。 その２．日本も7月に入り猛暑が続いているとラジオで聞いています。こちらは夜 の最低気温が27度。クーラーの部屋から外へ出ると風呂に入っているような感じ がします。早起きをして外を見るとホテルの裏庭の地べたへ３−４人がカーペッ トをしいて寝ている光景を見ました。野外へカーペットと薄い布団1枚で寝る様子 にはちょっと・・・・ その３．地方の役人 仕事柄地方を訪問すると、現地を案内していただく行政関係者へ挨拶に行きます。 そして、担当者を通じ上司、副市長（津山市役所の部長くらい）の人と会食（昼 食or晩食）をしてそれから現地を回ります。中国には肥満の人はいないと聞いて いましたが、お役人のエライさんは結構肥満体質に見えました。 その４．チャイナドレス チャイナドレスを着た女性を街でよく見ます。ちょっと高級風なレストランのウ エイトレスさんも派手なチャイナドレスで給仕してくれます。チャイナドレスを 着た3段腹のような太った人を見たことがありません。サイドのドレスのスリット も適当な場所でとまっていて視線をハラハラすることもありません。 その４．中国料理の食べ方 どこの町でもそれなりに遠来の訪問者である私を歓迎してくれます。円卓を7−8 人で囲みいろいろな中国料理が出てきます。好き嫌いもありますが一通りは箸を つけるようにしています。最後には料理の種類（皿の数）が７−１０品くらいに なります。最後に出てくる料理のためにはじめのうちはなるべく少量だけ食べる ようにしています。皿の料理がすべてなくなることはありません。残り物は豚の えさにでもなるのでしょうか？ 食後は必ず整腸剤を飲むようにしています。日本にいるときより便の固形物が増 えました。通りも良くなりました。