午前中、引き続き金渓のナシ園地を2ヵ所巡回。
今度は街の中心から西部地域で自動車で20分くらいの場所。
はじめに訪問した農家の園地では試験的に新高を高接して栽培していた。果実の大きさは5センチ前後。
有袋栽培をしているが、袋の口にＶ字にカットして直接枝（短果枝）に固定していた。ここの農家の暮らしぶりは裕福なようで
幹線道に面した住宅兼作業舎は新築したばかりのきれいな建物であった。
経営的な面を聞いたところ、栽培面積１０畝（６６ａ）、収穫量20トン。販売単価３元/kg。販売額60,000元（900,000円）。
所得率60%で36,000元。（540,000円）とのこと。
次に訪問した農家では、ナシとミカンの果樹複合経営をしていた。ナシは5年前から有袋栽培をしている。
樹齢8年生の1株あたりの着果量は50kgくらいある。中にポリ袋を直接ナシに掛けたことをしていた？
袋のコストを下げるためらしい。使われている紙袋は外袋が新聞紙状のもので内部は黒色の遮光紙が入っている。
1枚が0.09元(1.35円）。ポリ袋は０．０１元（0.15円）とのこと。
昼前、次の訪問地である南豊へ向かう、途中幹線道が工事中で悪路の中なかなか進めない。
南城(nan cheng)で休息を取り、南豊のホテルへ到着したのは21:00を過ぎたいた。
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